ニュース 商業・サービス 作成日:2020年3月4日_記事番号:T00088648
香港の三大低価格アパレルブランド、ボッシーニは3日、台湾全土の51店舗を7月末までに閉店し、台湾市場から撤退すると表明した。従業員約300人は解雇する。台湾事業が長年赤字続きだったことに加え、香港の反中デモなどで打撃を受けており、香港以外の拠点の整理により、経営の立て直しを図るようだ。4日付工商時報などが報じた。
ボッシーニは1992年に台湾に進出。新光三越百貨などの百貨店やショッピングセンター(SC)の他、路面店も展開していた。台湾事業は2005年以降、赤字が続いていた。
百貨店によると、ボッシーニから春節(旧正月、20年は1月25日)連休明けに、口頭で3月末以降に順次営業を終了すると通知を受けていた。
台湾の低価格路線のアパレルブランド市場は、ユニクロやGU(ジーユー)、ZARA、GAP、H&Mの他、香港のGIORDANO(ジョルダーノ)などが展開しており、飽和状態にある。19年3月末には、米フォーエバー21(19年9月に連邦破産法適用申請)が撤退していた。
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