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北部の住宅プロジェクト、今年は成長なし


ニュース 建設 作成日:2008年7月16日_記事番号:T00008865

北部の住宅プロジェクト、今年は成長なし

 
 住宅専門誌「住展雑誌」の倪子仁編集長によると、景気の悪化により北部で不動産業者が下半期の住宅プロジェクトを見直す動きが出ており、今年の住宅プロジェクトの販売額は当初予想の1兆台湾元(約3兆5,000億円)から1割減少し、昨年並みの9,000億元の水準にとどまる見通しだ。16日付経済日報が報じた。

 なお、同誌によると、現在、北部(台北県市、基隆市、桃園県市、新竹県市)の売れ残り物件は3万6,731戸で、総額3,115億元に上っている。最悪は桃園県市で戸数1万9,358戸、総額1,352億元。桃園県市の販売不振は、顧客を台北県の林口、三峡、樹林の各地区に奪われているのが原因とみられる。一方、台北市は需要が旺盛で、売れ残り物件は少なく、1,143戸、総額270億元にとどまっている。