ニュース 商業・サービス 作成日:2020年3月4日_記事番号:T00088650
市場調査会社、ニールセンが3日発表した統計によると、新聞や雑誌など従来型の五大広告媒体の2019年広告費は303億台湾元(約1,090億円)で、前年比6.5%減少した。減少幅は18年の2.4%を大幅に上回った。業界では、米中貿易戦争などを受け、台湾の個人消費や企業の投資が予想を下回ったこと、デジタル広告の利用が拡大したことが原因とみている。4日付工商時報が報じた。
媒体別では、テレビ広告が193億元と、全体の63.8%を占め首位だった。うち地上波テレビは前年比5.2%減、ケーブルテレビは6.5%減だった。2位の屋外広告は43億7,700万元、約3%増と五大広告媒体で唯一成長した。3位は新聞広告で30億6,500万元、16.3%減だった。
産業別では、政治活動関連を含むその他広告類の広告費が、今年1月の総統・立法委員選挙に向けた運動が展開されたにもかかわらず、前年比13.7%減少した。シェアは3位だった。首位は医薬・美容業で57億元、前年比18.7%増と2年連続で成長した。2位は建築業で24億元、2%減だった。
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