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《新型肺炎》高雄の商業施設「義享天地」、5~6月に開業延期


ニュース 商業・サービス 作成日:2020年3月5日_記事番号:T00088664

《新型肺炎》高雄の商業施設「義享天地」、5~6月に開業延期

 高雄市鼓山区で開発中の複合商業施設「義享天地」(Eスカイランド)A館の開業は、早くて5月、遅くて6月へと、当初の3~4月から延期された。開発する義聯集団(Eユナイテッド・グループ)の林義守董事長は4日、気温が上がる5月には新型コロナウイルス感染症の流行が収束に向かうと予測しているためと説明した。5日付工商時報が報じた。

 義享天地に入居する高雄万豪酒店(高雄マリオット・ホテル)やショッピングセンター(SC)は、ほぼ完成しており、3月末に検収を行う予定だ。

 林董事長によると、傘下ホテルの義大皇家酒店(E-DAロイヤル・ホテル)、義大天悦飯店(E-DAスカイラーク・ホテル)の売上高は2月以降3~5割減少した。ただ、ホテル従業員500~600人に対する人員削減や減給、いわゆる「無給休暇(景気を理由とした労働時間削減、実際には有給を含む)」の実施は予定していない。

 一方、高雄市苓雅区の大統百貨(プレジデント・デパートメント・ストア)和平店が31日で閉店するという観測が出ているが、大統百貨はこれを否定した。