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《新型肺炎》裕隆・中華汽車・フォード、3月下旬まで減産


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年3月5日_記事番号:T00088666

《新型肺炎》裕隆・中華汽車・フォード、3月下旬まで減産

 自動車大手の▽裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)▽中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)▽福特六和汽車(フォード六和モーター)──などが台湾生産車を減産している。新型コロナウイルス感染拡大により中国からの部品供給が不足しているためで、3月下旬ごろまで1週間の生産停止、半日生産、3日生産2日休止などを実施する。5日付工商時報が報じた。

 裕隆汽車は、同社が生産する裕隆日産汽車の車種の部品は主に中国の広州風神汽車から調達していると説明。広州風神汽車の工場は2月下旬の稼働再開後、従業員復帰率が上昇してきており、3月中旬以降に部品供給が安定化するとの見通しを明らかにした。

 フォード六和モーターは、需要に見合った生産ができなくなり、人気車種のセダン「フォーカス」STライン・ロンメルモデルは在庫がゼロと明らかにした。一部の部品についてはフォードの欧州工場からの調達に切り替えた他、中国の長安福特汽車、部品メーカーの再稼働は順調に進んでおり、3月下旬以降に部品供給が安定化するとの見通しを示した。