ニュース 運輸 作成日:2020年3月5日_記事番号:T00088668
新型コロナウイルス感染拡大が続く中、台湾高速鉄路(高鉄)の桃園駅は4日、赤外線サーモグラフィー2台による乗客の体温測定を試験導入した。高鉄と台湾鉄路(台鉄)は、清明節連休(4月2~5日)までに主要駅に導入する方針で、発熱者は手数料無料で乗車券払い戻しが可能だ。5日付蘋果日報が報じた。
高鉄は、現時点では発熱者の乗車を禁じていない。体温が37.5度以上の乗客は、警察の協力により14日間の外出制限「居家隔離」や「居家検疫」の対象者でないことを確認の上、帰宅や医療機関受診を勧める。発熱者が乗車を希望する場合は、マスクの着用を求める。高鉄は、2月にサーモグラフィー10台を▽台北駅▽台中駅▽左営駅(高雄市)──に設置、3月にはさらに12台を投入し、全12駅での測定体制を整える。
一方、台鉄は体温が37.5度以上の乗客は、隔離の上、医療機関に通知する。2月にサーモグラフィー32台を購入し、台北駅に4台設置、主要14駅に2台ずつ設置する。この他の駅では、耳式体温計で対応する。
交通部民用航空局(民航局)は、同局管轄の▽台北(松山)▽台中▽高雄▽金門▽澎湖──空港向けにサーモグラフィーを追加購入し、台湾域内路線を含めた測定を強化する。
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