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台中のコンベンション施設、工事遅延で契約中止


ニュース 建設 作成日:2008年7月16日_記事番号:T00008867

台中のコンベンション施設、工事遅延で契約中止

 
 台中市政府は15日、BOT(建設・運営・譲渡)方式で建設中のコンベンション施設「台中国際会展中心」(台中市台中港路)の工事遅延を受け、施工業者の郷林集団との契約を8月1日に解除すると発表した。投資額120億台湾元(約414億円)の建設計画は先行きが不透明になった。16日付経済日報が伝えた。

 郷林集団は台中市の求めに応じ、具体的な施工計画を示し、来年7月までに完成させる意向を強調したが認められなかった。契約が解除されれば、郷林集団は着工部分の工事費や設計費など少なくとも4億元の損失を計上する見通しだ。

 契約は2004年5月に結ばれ、当初は今年2月末に完成予定だった。しかし、期日までに工事が終了しなかったため、台中市はそれ以降、郷林集団に7月15日までに完成させることを求め、1日当たり30万元の違約金を日割り請求してきた。

 台中市経済発展処は「再入札を実施するかは検討を行う」と説明している。