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《新型肺炎》台湾メーカーの昆山工場、従業員復帰加速へ


ニュース 電子 作成日:2020年3月6日_記事番号:T00088685

《新型肺炎》台湾メーカーの昆山工場、従業員復帰加速へ

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、中国の工場の再稼働が遅れる中、昆山市政府が年産額10億人民元(約153億円)以上の企業の従業員復帰を優先的に支援する方針を明らかにした。電子機器受託生産大手の▽鴻海精密工業▽仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)▽和碩聯合科技(ペガトロン)──や、液晶パネル大手の友達光電(AUO)などの中国・昆山工場で従業員の復帰が加速する見込みだ。6日付工商時報が報じた。

/date/2020/03/06/01kunshan_2.jpg昆山市政府は、鉄道駅から各工業区まで専用バスで従業員を送り届ける(5日=中央社)

 昆山工場の年産額が10億人民元以上の電子メーカーは他に▽日月光投資控股(ASEテクノロジー・ホールディング、ASEH)▽微星科技(マイクロスター・インターナショナル、MSI)▽正崴精密工業(フォックスリンク)▽研華(アドバンテック)──。電子メーカー以外では▽南亜塑膠工業(南亜プラスチックス、南亜プラ)▽統一企業(ユニプレジデント・エンタープライゼズ)▽巨大機械工業(ジャイアント・マニュファクチャリング)▽台湾玻璃工業(台湾ガラス、台玻)▽永豊餘投資控股(YFY)──など。