ニュース 電子 作成日:2020年3月6日_記事番号:T00088687
エレクトロニクス検査・認証サービスの宜特科技(iST)は5日、国家実験研究院(国研院)国家太空中心(国家宇宙センター)と、宇宙空間で使用される電子部品の検査・認証において協力することで覚書(MOU)に署名を行った。6日付工商時報が報じた。
iSTの余董事長(左)と国家宇宙センターの林俊良主任(右)。林主任は、域内の産学共同研究によって開発された電子部品を人工衛星に採用し、台湾宇宙産業のサプライチェーンの発展に貢献したいと語った(iSTリリースより)
iSTの余維斌董事長は、現在、世界のハイテク大手が相次いで航空・宇宙産業への投資を行っており、今後10年間で数万基の人工衛星発射や宇宙旅行の提供が計画されていると説明。同産業への参入意欲を持つメーカーは、製品については十分な知識と経験を持つものの、宇宙レベルの製品品質や検査・認証規則に関する情報を持っていないと指摘した。
今回、iSTが国家宇宙センターと提携を結び、台湾域内に宇宙で使用される電子製品の認証プラットフォームを構築し、宇宙産業に参入しようとするメーカーを支援したいと抱負を語った。
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