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《新型肺炎》新型ウイルスで客足減少、レストラン相次ぎ閉店


ニュース 商業・サービス 作成日:2020年3月6日_記事番号:T00088694

《新型肺炎》新型ウイルスで客足減少、レストラン相次ぎ閉店

 創業20年以上の江浙料理レストラン「祥福餐庁」(台北市松山区)が11日より営業を一時停止する。台北市ではこの他、台湾料理の「阿金台菜海鮮餐庁」(松山区)が1日から無期限休業、台北101内の広東料理「十二粤」も営業を終了した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた客足低迷がレストラン業に大きな打撃を与えている。6日付経済日報などが報じた。

/date/2020/03/06/11kaohsiung_2.jpg渝香園は創業37年で、重症急性呼吸器症候群(SARS)流行や高雄市中心部で発生した大規模爆発事故などの困難を乗り越えてきたが、今回の新型コロナウイルス感染拡大や環境変化により営業終了を決めたと説明した(同店フェイスブックより)

 高雄市でも台湾料理と四川料理の老舗レストラン「渝香園」(前鎮区)が3月末に閉店する。2月末には江浙料理の「祥鈺楼」(苓雅区)が約30年の歴史に幕を閉じた。

ザ・ランディス台中閉業

 ホテル業への打撃も深刻で、麗緻餐旅集団(ランディス・グループ・ホスピタリティー)傘下の台中亜緻大飯店(ザ・ランディス台中)は6日、9日で営業を終了すると発表した。ザ・ランディス台中は2007年3月に開業、19年第3四半期の累積赤字が3億5,000万台湾元(約12億4,000万円)に膨らんでいた。