ニュース 社会 作成日:2020年3月6日_記事番号:T00088696
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は5日に北部在住の50代女性(第43例)と30代男性(第44例)、6日に50代女性(第45例)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。台湾の感染者は計45人(1人死亡)になった。6日付自由時報などが報じた。
各国・地域の緊急事態宣言に関し同センター指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長(左)は、台湾はまだクラスター(小規模な患者の集団)や院内感染が多くないので、時期尚早と説明した(5日=中央社)
第43例の女性は2月24日と25日、29日に感染が確認されたアラブ首長国連邦(UAE)ドバイとエジプトへの渡航歴がある北部の女性(60代、第39例)と同じ生け花教室に参加し、正面の席に座っていた。本人に最近の渡航歴はなかった。
男性(第44例)は2月28日~3月3日、フィリピンを旅行で友人と訪れていた。現地で下痢などの症状が出ていた他、帰台後に喉の渇きや倦怠(けんたい)感が現れ、4日に医療機関を受診。検査の結果、感染が確認された。同センターは域外で感染した可能性が高いと指摘し、同じ航空便の乗客など濃厚接触者の健康状態を確認していると説明した。
第45例の女性は2月14~20日、院内集団感染があった北部の病院に入院していた。同事例で感染が確認された桃園市居住の女性(第34例)とは別室だった。最近の渡航歴はなかった。
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