ニュース 運輸 作成日:2020年3月6日_記事番号:T00088697
1月末に民間航空運輸許可証の取り消しが決定した遠東航空(ファーイースタン航空)は5日、全従業員528人の解雇計画を台北市政府労働局に届け出た。実施予定日は5月4日で、同日までに投資家が見つかれば計画を取り下げる。6日付工商時報が報じた。
遠東航空は財政難により昨年12月13日に予告なしに運航を停止した時点で従業員は1,008人だったが、その後480人が辞職した。
遠東航空は現在も運航再開を目指し、投資候補者との交渉を進めている。同社は、大量解雇を実施すれば1億台湾元(約3億5,300万円)以上の解雇手当を支給しなければならず投資家が見つかりにくくなるため、解雇計画の届け出を遅らせていたが、給与不払いの問題で労工局から催促、処分を受けたため、届け出ざるを得なかったと説明した。
遠東航空の投資家模索を支援する弁護士の蔡慧玲氏は、交通部関係者は新型コロナウイルス感染拡大の対応に追われているが、近く同部幹部を訪問し、同部の意向と運航再開に要する時間などを確認したいと述べた。
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