ニュース 商業・サービス 作成日:2020年3月9日_記事番号:T00088704
内政部移民署の統計によると、2月の訪台旅行者は延べ35万6,000人と、前年同月比62%減少した。新型コロナウイルス感染拡大による旅行意欲減退、感染国・地域からの入境規制や検疫措置強化を受け、大幅減となった。1人当たりの消費額を4万台湾元(約13万7,000円)とすると、観光収入減少は240億元となり、業界への大打撃が見込まれる。7日付経済日報が報じた。
2月の訪台旅行者は、中国本土からが6,000人で前年同月比97%減、中国以外からが35万人で48%減だった。
静宜大学観光事業学系の黄正聡副教授は、重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行した2003年4月の状況と似ており、当時より深刻と指摘。今後、日本やシンガポールの新型コロナウイルスの海外旅行感染症情報がレベル2(警戒、現地での防護措置を強化)からレベル3(警告、不要不急の渡航は中止)に引き上げられれば、旅行者数は大幅減少し、3月は2月を確実に下回ると分析した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722