ニュース 電子 作成日:2020年3月9日_記事番号:T00088713
サプライチェーン関係者によると、アップルが下半期に発売するとされる第5世代移動通信(5G)対応スマートフォン新機種「iPhone12」は、新型コロナウイルス感染拡大を受け、6月に予定している量産開始が1~2カ月遅れる可能性がある。アップルの従業員に対するアジア出張禁止令が3月末までから4月末まで延長されたことで、鴻海精密工業の中国工場で2月初旬に予定していた技術検証試験(EVT)が、4月末に延期となるためのようだ。新機種発表は、例年の9月中旬から10月にずれ込む可能性がある。9日付電子時報が報じた。
「iPhone12」は、昨年6月にコンセプト実証(PoC)に入ったとされ、2段階のテストを経て、EVTに入る予定だ。EVTは2段階あり、その後量産に移るとされる。量産開始が7月中旬~下旬にずれ込めば、発売までの在庫準備に必要な2カ月余りの期間を確保できない恐れがある。
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