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《新型肺炎》サーバー用DRAM契約価格、2割上昇


ニュース 電子 作成日:2020年3月9日_記事番号:T00088715

《新型肺炎》サーバー用DRAM契約価格、2割上昇

 業界関係者によると、第2四半期のサーバー用DRAMモジュール契約価格が20%上昇している。新型コロナウイルス感染拡大により世界でテレワークを導入する企業が増える中、クラウドコンピューティングやデータセンター需要の高まりを受けてサーバー出荷が増加し、DRAMモジュールが供給不足に陥っていることが主因だ。9日付工商時報が報じた。

 業界関係者によると、春節(旧正月)後にサーバーメーカーによる在庫積み増し需要が増大し、第1四半期のサーバー用DRAMモジュール契約価格は5~10%上昇と、当初予想の5%以下の上昇を上回った。第2四半期の上げ幅は15~20%に上方修正された。

 証券会社は、契約価格上昇により、DRAMメーカーの南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)やモジュールメーカーの▽宜鼎国際(イノディスク)▽威剛科技(Aデータ・テクノロジー)▽宇瞻科技(アペイサー・テクノロジー)──などに恩恵が見込まれると予測した。