ニュース 社会 作成日:2020年3月9日_記事番号:T00088717
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は7日、フランス、ドイツ、スペインでの新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受け、3カ国に海外旅行感染症情報レベル2(警戒、現地での防護措置を強化)を発表した。これら3カ国から台湾に入境した場合、14日間の「自主健康管理」(手洗い、外出時のマスク着用、公共の場所への出入りを控えるなど)を求める。9日付蘋果日報などが報じた。
同センター指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は、フランス、ドイツ、スペインから帰台した人々から大規模な市中感染が広がるのを懸念し、海外旅行感染症情報を発表したと説明した(7日=中央社)
新型コロナウイルスの海外旅行感染症情報は現在、▽レベル3(警告、不要不急の渡航は中止):中国、香港、マカオ、韓国、イタリア、イラン▽レベル2:日本、シンガポール、フランス、ドイツ、スペイン▽レベル1(注意、現地での一般的な予防措置):タイ──が出ている。
欧州旅行、ほぼ取り消しに
旅行業者によると、フランス、ドイツ、スペインの海外旅行感染症情報がレベル2、イタリアがレベル3となっていることなどを受け、5月以前の欧州への団体ツアー旅行はほぼ全てがキャンセルとなった。
鳳凰国際旅行社(フェニックス・ツアーズ・インターナショナル)は、欧州への団体ツアー旅行は春節(旧正月、2020年は1月25日)後から取り消しが出始めた。現在、イタリア行きは全て取り消され、その他の欧州旅行も8割以上が取り消された。
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