ニュース 医薬 作成日:2020年3月9日_記事番号:T00088722
中央研究院(中研院)基因体研究中心(ゲノミクス研究センター)の楊安綏研究員らのチームは8日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のタンパク質を認識するモノクローナル抗体の合成に成功したと発表した。簡易検査装置で試薬として使用することができ、ライセンス付与と量産が順調に進めば、検査時間が現在の4時間から15分へと飛躍的に短縮できる。9日付経済日報が伝えた。
検査キットの単価は200~300台湾元(約680~1,020円)で、短期的な検査需要を2,000万件と仮定すると、40億~60億元の商機が生まれることになる。
経済部は5日、産官学による会合で技術移転について協議し、20社近い台湾の検査業者が出席した。3~4カ月以内での量産を目指す方針だ。ただ、臨床現場への投入までには衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)による認証、臨床試験、公衆衛生専門家による討論などが必要となるが、迅速な認可手続きが期待される。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722