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茂徳科技の海外資金調達計画、証管会が却下


ニュース 電子 作成日:2008年7月16日_記事番号:T00008873

茂徳科技の海外資金調達計画、証管会が却下

 
 DRAM大手の茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)が計画していた海外での資金調達計画2件が証券管理委員会に却下されていたことが15日までに明らかになった。16日付経済日報が伝えた。

 同社はグローバル預託証券(GDR)の発行で1億9,700万米ドル、無担保転換社債の発行で3億5,000万米ドル、合計167億台湾元(約576億円)の資金調達を計画していたが、証券当局に「申請内容の記載が不十分だ」として却下された。同社は「速やかに再申請を行いたい」と説明しており、今年下期の設備投資計画に影響が懸念される。

 DRAMメーカーの資金調達計画が却下されたのは近年では珍しいが、太陽電池業界では晶能源科技(ジンテック)のGDR発行計画が2回にわたり却下されている。茂徳科技以外に華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、力晶半導体(PSC)も下期に海外での資金調達を計画している。