ニュース 石油・化学 作成日:2020年3月10日_記事番号:T00088743
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟国の減産強化の交渉決裂、サウジアラビアの増産報道で、原油価格が30%急落した中で、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)は、このまま下落が続けば、減産を検討すると表明した。10日付工商時報が報じた。
同社は、減産するかはオファー価格と現金支出原価の差で決まり、エチレンなどの石化製品は目下問題ないが、製油事業は厳しい状況だと明かした。
同社は、2014~15年に国際原油価格が1バレル=100米ドルから50米ドル余りまで下落した際には、14年第4四半期の損失が130億台湾元(約450億円)に上った。
国際指標の北海ブレント原油先物は1月の63.8米ドル、2月の56米ドルから3月6日に45.41米ドルに下落、サウジアラビアの増産報道で、9日には一時31米ドル前半と前営業日比30%下落した。
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