ニュース 医薬 作成日:2020年3月10日_記事番号:T00088746
製薬会社の保瑞薬業(ボラ・ファーマシューティカルズ)は9日、英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)がカナダ・トロントに保有する製薬工場を8億3,000万台湾元(約29億円)で取得すると発表した。同時に5年間にわたる医薬品の受託生産契約を結んだ。10日付工商時報が伝えた。
保瑞薬業による買収案件は通算5件目で、北米に新たな生産拠点を確保することになる。今後は台南、竹南(益邦製薬)、トロントの各工場で生産能力を向上させ、医薬品開発・製造受託(CDMO)サービスを拡大していく。既にエーザイ、アムニール・ファーマシューティカルズからの受注を確保している。
今回買収した工場では、経口服用する固体薬、液体薬、外用の半固体薬など50種類を生産しており、保瑞薬業の既存の生産ラインと相互補完性が高い。同工場は88カ国・地域に医薬品を輸出しており、うち米国向けが7割を占める。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722