ニュース 電子 作成日:2020年3月11日_記事番号:T00088762
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した2月の連結売上高は、前月比9.9%減、前年同月比53.4%増の933億9,400万台湾元(約3,250億円)だった。1~2月の累計では前年同期比41.8%増の1,970億7,800万元だった。第5世代移動通信(5G)や先進高性能計算(HPC)システム向けの半導体の受注が好調に推移したためだ。11日付工商時報が伝えた。
TSMCの主な生産拠点は台湾にあり、先進プロセスによる生産はフル稼働状態が続いている。中国でも上海市の松江工場、南京工場は2月以降、正常に稼働している。
TSMCは今年の半導体市場を楽観しており、第1四半期の売上高が102億~103億米ドルになると見込んでいる。台湾元建て(1米ドル=29.9元で計算)では、昨年第4四半期を2.9~3.9%下回る3,049億8,000万~3,079億7,000万元になるとの予想だ。
証券業界は3月の売上高が過去最高を更新すると予想しており、第2四半期には5ナノメートル製造プロセスによる量産が業績を後押ししそうだ。
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