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《新型肺炎》エバー航空の貨物運賃、米国・東南アで最大4割上げ


ニュース 運輸 作成日:2020年3月11日_記事番号:T00088768

《新型肺炎》エバー航空の貨物運賃、米国・東南アで最大4割上げ

 長栄航空(エバー航空)は12日から米国行きの航空貨物運賃を15~20%、東南アジア線は20~40%引き上げると顧客に通知した。新型コロナウイルス感染拡大を受けた旅客便の減便で航空貨物のスペースが不足しているためだ。11日付工商時報が報じた。

 エバー航空の米国西部行きの貨物運賃は28台湾元(約98円)の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を含めて1キログラム当たり120元、米国東部行きは125~130元に値上げする。東南アジア線は10元の燃油サーチャージを含めて1キログラム当たり40~45元へと5~10元値上げする。

 エバー航空と中華航空(チャイナエアライン)は先週、韓国線の旅客便の貨物運賃を最大7割引き上げていた。両社の韓国線旅客便の貨物運賃は現在1キログラム当たり約60元と長距離線の水準に迫っている。