ニュース 家電 作成日:2020年3月11日_記事番号:T00088776
テレビ受託生産大手、冠捷科技(TPVテクノロジー)は10日、販売を手掛けるフィリップスブランドの55、65インチ有機EL(OLED)テレビを台湾で発表した。販売価格は55インチが8万9,900台湾元(約31万円)、65インチが12万9,900元。年内の目標販売台数は1,000台。11日付工商時報が報じた。
フィリップスは有機EL大型テレビ新製品で、英高級スピーカーブランドのバウワース&ウィルキンス(B&W)傘下の「800ダイヤモンド」シリーズを採用した(10日=中央社)
フィリップスの台湾市場での2019年テレビ販売台数は12万3,000台、市場シェア13.6%と、パナソニックとソニーに次ぐ3位だった。20年第1四半期の出荷台数は4万1,000台を超え、通年の販売台数は14万台に達する見込みだ。 また、新型コロナウイルスのサプライチェーンと物流に対する影響などを受けてTPVは、20年の台湾液晶テレビ市場の販売台数は約80万台と、前年の90万台を下回ると予測した。
詹景森TPVアジア太平洋区行銷長は、感染拡大を受けた中国工場の再開遅延により、パネル価格が現在3~5%上昇しているが、当面は価格に反映させないと説明した。
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