ニュース 商業・サービス 作成日:2020年3月12日_記事番号:T00088781
台中市のレストラン「香蕉新楽園」(北区)が母の日の5月10日で閉店する。また、阿秋餐飲事業が経営する「阿秋大肥鵝」は賀緹太平店(太平区)の営業を3月末で終了する。いずれも海外観光客に人気のレストランだった。12日付工商時報が報じた。
香蕉新楽園は、レトロな街並みを再現した内装が観光客から人気を集めていた(中央社)
香蕉新楽園は2017年の一例一休(週休2日制)実施後、人件費が大幅に上昇し、毎年平均100万台湾元(約345万円)以上の赤字となっていたが、今年2月は新型コロナウイルスの影響で単月の赤字額が120万元を超えた。
阿秋大肥鵝の賀緹太平店は、中国人団体観光客をターゲットとしており、2月は150万元の赤字だった。
阿秋餐飲事業は、傘下の阿秋大肥鵝の黎民旗艦店(西屯区)と好運来洲際宴展中心(リロセンター、北屯区)のみ営業し、正社員約160人に対していわゆる「無給休暇(景気を理由とした労働時間削減、実際には有給を含む)」を実施する。今後の状況によっては、従業員の半分を解雇することも検討していると説明した。
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