ニュース 電子 作成日:2020年3月12日_記事番号:T00088790
アップルがファウンドリーの台湾積体電路製造(TSMC)に対し、完全ワイヤレスステレオ(TWS)イヤホン製品「AirPods(エアポッド)」用チップの発注を9,000万個へと、従来の1億2,000万個から25%削減したとの観測が浮上している。新型コロナウイルス感染拡大で世界的に需要が縮小し、サプライヤーから組み立てメーカーへの供給量も不十分なことから販売見通しを引き下げたためとみられる。12日付経済日報が報じた。
証券会社は、TSMCにとってはエアポッド関連の売上高構成比が低いため、3月末までに新型コロナウイルス感染が制御できれば影響は軽微と指摘。一方、▽組み立てを手掛ける英業達(インベンテック)▽充電ケース用ヒンジの新日興(SZS)▽プリント基板(PCB)の欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)──などはエアポッド関連の売上高構成比が高く、影響は大きいと予想した。
市場調査会社の統計によると、エアポッドの昨年の世界出荷量は約6,000万セット、TWSイヤホン市場シェアは5割以上だった。
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