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《新型肺炎》布マスク、輸出を解禁


ニュース 医薬 作成日:2020年3月12日_記事番号:T00088796

《新型肺炎》布マスク、輸出を解禁

 経済部は11日、ろ過材を含まない織布マスク、いわゆる「布マスク」の輸出をきょう12日より4月30日まで解禁すると発表した。12日付自由時報が報じた。

/date/2020/03/12/09mask_2.jpg海外に送る場合は、郵便局で税関申告書などを記入する必要がある(11日=中央社)

 台湾政府は1月24日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてマスクの供給が不足する中、域内の供給確保のため、医療用・外科手術用マスクと、ろ過効率の高い「N95」規格マスクの輸出を禁止した。

 経済部によると、域内におけるマスクの日産能力は今週中に920万枚に増加し、来週には1,000万枚を突破する見通しだ。3月末には新たな生産ラインが稼働する見通しとなっており、台湾のマスク生産が徐々に安定する中、市民から海外の家族や友人にマスクを送りたいとの声が多い現状を受け、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)の同意を得て今回の輸出解禁を決めた。

 ろ過材を含むマスクの輸出は依然として禁止される。