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グローバル・イノベーター、台湾から4企業・機関選出


ニュース その他分野 作成日:2020年3月12日_記事番号:T00088799

グローバル・イノベーター、台湾から4企業・機関選出

 米調査会社、クラリベイト・アナリティクスが11日発表した、革新的な企業・研究機関を選出する「ダーウェント・トップ100グローバル・イノベーター」で、台湾からは▽工業技術研究院(工研院、ITRI)▽鴻海精密工業▽広達電脳(クアンタ・コンピューター)▽宏達国際電子(HTC)──の4社・機関が選ばれた。選出組織数はドイツと並ぶ世界4位で、▽韓国▽中国▽スイス──などを上回った。12日付自由時報が報じた。

 工研院は、3年連続の4回目の選出と、アジア最多の選出回数となった。工研院の劉文雄院長は、分野を跨(また)いだイノベーションと研究開発(R&D)、質の高い特許取得と運用が認められたと指摘。世界的な競争激化の中、特許はイノベーションを守る礎、国際市場での商機を守る武器だと述べた。

 今回が初の発表となる台湾で革新的な上位1,000社・機関の分析では、ハードウエア・電子産業が66%、学術組織と政府機関が25%を占めた。クラリベイトは、台湾のイノベーションは特定産業に集中しており、産業の枠を超えた連携を通じ、より多くの産業でのイノベーション能力底上げが必要と指摘した。