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《新型肺炎》帆宣「通常通り稼働」、感染者勤務先のうわさ受け


ニュース 電子 作成日:2020年3月13日_記事番号:T00088814

《新型肺炎》帆宣「通常通り稼働」、感染者勤務先のうわさ受け

 半導体製造設備メーカーの帆宣系統科技(マーケテック・インターナショナル、MIC)は12日、台湾5カ所の工場、海外2カ所の工場、台湾内外の事務所、営業・カスタマーサポート拠点のいずれも通常稼働しており、生産停止に追い込まれたということもないと発表した。市場のうわさで、新型コロナウイルス感染が確認された南部の30代男性(第47例)が帆宣の従業員で、取引先に生産停止を求められたといわれていた。13日付経済日報が報じた。

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)の発表によると、この男性(第47例)は3月2~5日にオランダに出張し、帰台後の9日に微熱や乾いた咳(せき)の症状が出たため受診した。市場のうわさでは、男性の勤め先は、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の南部科学園区(南科)にある工場の協力会社で、オランダの半導体製造装置大手、ASMLの一部受託生産を行っているとされていた。こうした企業のうち、最も名が知られているのが帆宣で、今回のうわさにつながったようだ。