ニュース 電子 作成日:2020年3月13日_記事番号:T00088821
電子機器受託生産サービス(EMS)最大手、鴻海精密工業の創業者、郭台銘(テリー・ゴウ)氏は12日、新型コロナウイルスに関連して、中国工場よりも日本や韓国のサプライチェーン(供給網)の方が心配で、在庫を積み増す必要があると語った。13日付経済日報が報じた。
郭氏は、先日の会議で米国ウィスコンシン州のパネル工場の量産を検討したところ、DRAM価格の上昇で、パネル供給が逼迫(ひっぱく)していることに気付いたと語った。
一方、鴻海グループは中国の工場の稼働再開は予想以上に進んでおり、ベトナムや台湾の工場も想定以上で、懸念はないと話した。
米国マスク生産を検討
マスクの米国生産について問われ郭氏は、原材料を確保できればマスク生産自体は簡単で、検討と計画を進めていると明かした。
郭氏は、顧客の新製品発表会は延期されないと語った。アップルの3月末の発表会を指しているとみられる。
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