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《新型肺炎》自己負担でのウイルス検査、訪台外国人に義務付け検討


ニュース 社会 作成日:2020年3月13日_記事番号:T00088826

《新型肺炎》自己負担でのウイルス検査、訪台外国人に義務付け検討

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長は12日、台湾に入境する外国人に対して自己負担での新型コロナウイルス検査を義務付けることを検討していると明らかにした。13日付中国時報が報じた。

 陳部長は、短期的なビジネス目的で訪台する外国人もいるため、自己負担でのウイルス検査を義務付ければ、検疫のため14日間隔離する必要はないと説明。ただ、感染していても体内のウイルス量が少ない潜伏期間は検出されない可能性もあるため、慎重に検討すると表明した。

 台湾では新型コロナウイルス感染が確認された50人のうち第47~49例が全て欧州からの帰台者だったため、海外からの入境者に対する検疫強化の必要性が高まっている。

 陳部長は、感染リスクの高い国・地域から入境した台湾人に対する自主健康管理(手洗い、外出時のマスク着用、公共の場所への出入りを控えるなど)措置の強化も検討すると明らかにした。専用のシステムを通じて体温や症状の有無を毎日報告することを義務付け、違反者には厳罰を科す方針だ。