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台南企業、アパレル流通店「JR」新設


ニュース その他製造 作成日:2008年7月17日_記事番号:T00008884

台南企業、アパレル流通店「JR」新設

 
 アパレル大手で、中国でもブランド展開を進める台南企業は今秋冬シーズン、台湾で複合型アパレルショップ「JR」を展開する。同社ブランド事業処の邱貫程協理は、「同ショップでは『JR』ブランドの服飾製品ほか、日本・三陽商会(本社・東京都港区、杉浦昌彦代表取締役社長)の『PREMiERE』や『SOLEIL』などのブランドも導入する」と語っている。17日付経済日報が報じた。

 「JR」ショップは、百貨店内テナント2カ所およびイメージショップ1店をまず台湾北部に設置し、Tシャツ、洋服、ジーンズなどを1,980~1万2,800台湾元(約6,800~4万4,200円)で販売する。

 25~35歳の女性をターゲットとする「JR」ブランドの台湾展開に、邱協理は「台湾でまず試験展開する。中国より同顧客層の市場が成熟し参入に適していることもその理由」と話す。

 邱協理によると、台湾で同客層の市場を争うブランドには「瓊安(JO-AN)」、「独身貴族」などがあるが、「JR」ではイタリアからの輸入素材を用いた秋冬向けコートを約1万元の低価格で販売するなど「大衆路線」を採る考えだ。なお、「JR」ブランドとして販売される商品は、現在中国で「EMELY」ブランドとして販売されているものだ。