ニュース 電子 作成日:2020年3月16日_記事番号:T00088844
広達電脳(クアンタ・コンピューター)の3~4月の出荷台数が大幅に増加するとの観測が出ている。外電の報道によると、春節(旧正月、2020年は1月25日)前にノートパソコン受託生産の大型受注を多数獲得していた上、ノートPCの重要生産拠点で、新型コロナウイルス感染拡大を受け春節連休明けの稼働再開が遅れていた重慶工場の操業が本格化しているためだ。16日付工商時報が報じた。
重慶市は新型コロナウイルスの発生源とみられる湖北省から近いため、クアンタの重慶工場が当局から稼働再開の許可を受けたのは2月16日にずれこんだ上、増やすことができる従業員は1日当たり200〜300人に限られていた。ただ、20日以降は従業員の募集ができるようになったため、1万人を超える新規の人材を採用。3月初旬には労働者不足が解消し、中旬には従業員数が2万8,000人と、前年同期に比べ1万人多い態勢になったもようだ。
また同工場では3月中〜下旬、新たにノートPCの生産ライン2本が稼働し、量産を開始する予定で、通常では3カ月分に相当する受注数量を2カ月間で出荷するという。
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