ニュース 商業・サービス 作成日:2020年3月16日_記事番号:T00088847
台北市の高級ホテル、亜都麗緻大飯店(ザ・ランディス台北、中山区)が4月1日より3カ月間、従業員に対し毎月6日間の「減班休息」(景気を理由とした労働時間削減。いわゆる「無給休暇」。実際には有給を含む)を実施する方針だ。新型コロナウイルス感染拡大を受けた客足低迷が理由で、同ホテルの羅明威副総経理は、既に監督機関との協議や従業員に同意を求める話し合いを進めていると明らかにした。ホテルの営業は通常通り継続する。16日付工商時報が報じた。
海外からのビジネスパーソンや観光客を主要顧客とする台北市の国際観光ホテルは3月に入り、客室稼働率が急激に低下し、平均で10~20%、一部では10%以下まで落ち込んでいるとされる。こうした中、多くのホテルが無給休暇の実施を検討しており、ランディス台北が先陣を切った形で、今後、追随するホテルが相次ぐと予想されている。
麗緻餐旅集団(ランディス・グループ・ホスピタリティー)では今月9日、台中亜緻大飯店(ザ・ランディス台中)が累積赤字を受け、営業を終了した。
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