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玉山銀の2月クレカ決済額、国泰世華銀を上回り首位に【表】


ニュース 金融 作成日:2020年3月16日_記事番号:T00088849

玉山銀の2月クレカ決済額、国泰世華銀を上回り首位に【表】

 各銀行の統計によると、2月の発行会社別クレジットカード決済額の首位は玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)の338億台湾元(約1,200億円、前年同月比23.8%増)で、前月首位の国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)の331億5,000万元(1.7%減)を上回った。玉山銀の1~2月合計の決済額は756億元で前年同期比23%増と、上位6行で唯一の2桁成長だった。16日付蘋果日報が報じた。

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 銀行の主管の分析によると、玉山銀は昨年下半期の新規カード発行枚数が140万~150万枚に達したこと、新型コロナウイルス感染拡大を受け、提携カードを発行する量販店のカルフール(家楽福)での買いだめや、モバイル決済サービス「Pi拍銭包」によるインターネット通信販売での医薬品やコスメの購入があったことが決済額の増加につながった。

 1~2月のクレジットカード決済総額は約5,000億元で前年同期比1~2%の減少と、約10年ぶりに減少した。新型コロナウイルス感染拡大による打撃を受けた。

 銀行関係者は3月の決済額について、2月に一部の国・地域への海外団体旅行が取り消しとなったことを受けた払い戻しにより減少すると予測した。