ニュース 電子 作成日:2020年3月17日_記事番号:T00088870
アップルが下半期に発売するとされる第5世代移動通信(5G)対応スマートフォン新機種「iPhone12」について、欧米での新型コロナウイルス感染の急拡大を受け、来年に発売が延期される可能性があるとの予測が中信里昂証券(CLSA)から示された。下半期に予定されていたiPhone12の7,000万~8,000万台分の出荷が来年に先送りされる影響で、半導体など部品の生産時期も後ずれし、台湾積体電路製造(TSMC)は今年通年の1株当たり純利益(EPS)がゼロ成長となり得ると予想されている。17日付経済日報が報じた。
CLSAは今年通年の5G対応スマホの世界出荷台数予測を1億6,000万台へと7,000万台(約30%)下方修正した。スマホ全体も12億9,000万台へと7,000万台下方修正し、前年比8%減になると予測した。
CLSAは、今年通年の半導体市場の成長率は5%未満にとどまり、TSMCの純利益は前年比わずか1%増になると予想した。
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