ニュース 社会 作成日:2020年3月18日_記事番号:T00088894
外交部は18日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、明日19日午前0時から外国人の台湾への入境を禁止すると発表した。居留証所持者などは対象外。また、入境する全ての台湾人と外国人を14日間の外出禁止「居家検疫」の対象とする。感染症対策本部、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長は、台湾に帰還する市民への対応で医療が圧迫される中、現段階で外国人の入境を制限しなければ、間に合わなくなると説明した。中央社電などが伝えた。
呉部長(中)は、入境が認められる外国人も検疫規定の順守が求められると指摘。解除時期は同センターの決定に従うと述べた(18日=中央社)
国籍を問わず、台湾籍以外の全ての外国人が入境拒否の対象となる。▽居留証▽外交・公務証明▽商務履約証明▽その他の特別許可──がある者は対象外とする。呉釗燮部長は、感染拡大状況により、入境禁止措置は調整があり得るとしている。
ビザ免除措置、停留ビザ、居留ビザを利用する入境は、上記の証明書類がなければ認められない。証明書類が要件を満たすか判断できない場合は、出発前に台湾の在外機構で特別許可の申請を行うことができる。
同措置は、台湾時間19日午前0時以降に現地を出発する航空機に搭乗する外国人を対象に適用される。トランジットの場合は、出発地の出発時間を基準とする。
入境後、14日間の外出禁止
同センターはまた、19日午前0時以降に台湾に入境する全ての台湾人と外国人に対し、自宅などからの14日間の外出禁止「居家検疫」を実施すると発表した。従来は、新型コロナウイルスの海外旅行感染症情報がレベル3(警告、不要不急の渡航は中止)の国・地域に滞在歴のある人が対象だった。陳衛福部長は、海外からの輸入症例が増えているため、全ての入境者を「居家検疫」の対象とすると説明した。
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