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《新型肺炎》台湾人の帰還増加、今後2週間の感染拡大警戒


ニュース 社会 作成日:2020年3月18日_記事番号:T00088895

《新型肺炎》台湾人の帰還増加、今後2週間の感染拡大警戒

 感染症対策本部、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官を務める衛生福利部(衛福部)の陳時中部長は18日午前、今日18日から数日間の新型コロナウイルス感染確認者数は増加し、今後2週間が危険期になるとの見方を示した。外国人の訪台が居留証所持者などを除き禁止される一方、世界各国・地域での感染拡大と封鎖措置を受け、台湾人ビジネスパーソンや留学生の帰還が大幅に増加している。自由時報電子版などが報じた。

 台湾での感染確認は、16日以降の3日間で新たに41人増えた。海外からの輸入症例がほとんどで、感染拡大の警戒が高まっている。

 長栄航空(エバー航空)は、欧米線は今週、エコノミークラスだけでなく、ビジネスクラスも予約が困難と説明した。

外交部、台湾人に日本退避勧告

 外交部は17日、日本など新型コロナウイルスの海外旅行感染症情報が19日からレベル3になる20カ国と韓国について、19日から渡航警戒レベルをレベル4(赤色、渡航中止・退避勧告)に引き上げると発表した。滞在する台湾人に退避を呼び掛けている。この他、17日までに海外旅行感染症情報がレベル3となった国・地域(香港・マカオ以外)にも、退避勧告が出されている。

 台湾住民に対しては、レベル3発表後の不要な渡航で帰台後感染が確認された場合、氏名を公表する方針を示し、新たな出境を抑制している。

 旅行会社大手の▽喜鴻旅行社▽雄獅旅行社(ライオン・トラベル・サービス)▽可楽旅遊(Colaツアー)──は、4月末までの海外団体旅行の催行中止を決めた。