ニュース 電子 作成日:2020年3月18日_記事番号:T00088899
液晶パネル大手、友達光電(AUO)の彭双浪(ポール・ポン)董事長は17日、世界的に新型コロナウイルスの感染が拡大する中もテレビ、情報技術(IT)製品向けなどの受注は相変わらず旺盛で、需要が急増している製品もあり、顧客から増産を要請されていると明らかにした。18日付経済日報が報じた。
彭董事長(右)は、新型コロナウイルスの感染拡大により、オンラインでの授業やテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)、リモート医療などデジタル需要が高まっていると指摘した(17日=中央社)
彭董事長は、同ウイルスの影響でインターネットを活用したリモート授業を行う教育機関が増え、関連のタブレット端末、電子ホワイトボード向けの需要が急拡大していると指摘。また、デジタルエックス線検査装置向けなど医療用製品の受注も急増していると明かした。
AUOは同日、ベゼルレスの8Kテレビ用パネルがサムスン電子に採用されたことも明らかにした。
AUOの中国工場の従業員復帰率は95%以上に達している。現在は提携するサプライヤーの感染対策や再稼働を支援しており、サプライチェーン全体は4月に正常化する見通しだという。
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