裕隆集団傘下のレンタカー大手、格上租車（カープラス）はこのほど、24時間無人営業のレンタカーサービス「Smart2go」を提供すると発表した。３月末までに台北市と新北市に提携駐車場など100カ所の拠点を開設し、300台の車両を投入。年内に500台、2021年は1,000〜1,500台まで増やす目標だ。18日付工商時報が報じた。
「Smart2go」は専用のモバイルアプリで予約、支払い、返却手続きが可能で、24時間いつでも車両の借り出し、返却ができる。料金は15分単位で計算し、１日の上限金額は1,680台湾元（約6,000円）。認知度向上のため今月末まで半額キャンペーンを実施する。
台湾では14年に和泰汽車傘下のレンタカー最大手、和運租車が24時間無人営業のレンタカーサービス「iRent」を開始した。その後、米エイビス（ＡＶＩＳ）傘下の「ジップカー（Zipcar）」がカーシェアリング市場に参入している。
