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郷林がBOT契約解除に反発、台中市に賠償提訴へ


ニュース 建設 作成日:2008年7月17日_記事番号:T00008891

郷林がBOT契約解除に反発、台中市に賠償提訴へ

 
 台中市政府がBOT(建設・運営・譲渡)方式で建設中のコンベンション施設「台中国際会展中心」の工事遅延から施工業者の郷林集団との契約を解除すると発表したことを受け、郷林の賴正鎰董事長は、「契約解除は一方的で認められない」と不満を表明した上で、損害賠償訴訟を起こす考えを明らかにした。17日付経済日報が報じた。

 また同社は17日台湾各紙に掲載した声明の中で、「『7月15日までに完成させる』というのは台中市が勝手に決めたことで当社は合意していない」、「当社の提出した設計図を一度も審査せず、いまだに細部の設計が決定していない」などと市の責任を追及した。

 なお、台中市経済発展処の朱蕙蘭処長はこれに対し、「郷林の声明は、事実および契約規定とかけ離れており、全く根拠がない」と反論している。