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《新型肺炎》隔離用ベッド2万床を準備、感染者急増に対応


ニュース 医薬 作成日:2020年3月18日_記事番号:T00088911

《新型肺炎》隔離用ベッド2万床を準備、感染者急増に対応

 ここ数日、台湾における新型コロナウイルスの感染確認数が急増する中、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長は、既に隔離用のベッド2万床をいつでも使用できる態勢を確保していると明らかにした。18日付中国時報が報じた。

 同センターによると、台湾域内には陰圧隔離室のベッド計1,100床が存在し、現在はうち6割が使用されている。まだ余裕はあるが、8割が埋まった時点で指定された200カ所の病院に新型コロナウイルス専用の隔離室を設置し、収容可能なベッド数を3,000床に拡大する。

 また、韓国の大邱で発生したような大規模感染が起き、患者がさらに増加してベッドが足りなくなった場合、まず6カ所、その後16カ所の病院全体を新型コロナウイルス専用の病院とすることで対応する。それでも病床が足りなくなった場合は、感染が確認されたが、症状が出ていない患者を1カ所に集中させる対策を取る。

 ただ、陳衛福部長は、「病院全体を隔離専用に充てる状況はまだ遠い」と強調した。