ニュース 電子 作成日:2020年3月19日_記事番号:T00088929
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は18日、同社従業員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。現在病院で治療を受けており、濃厚接触のあった約30人は14日間の外出禁止「居家検疫」の措置を取っている。TSMCは、同社の運営に影響はないと説明した。19日付工商時報が報じた。
同社は防疫のため分散勤務を開始することを決議した。また、台湾の従業員は会議や訓練、公共エリアで一律マスクを着用する。
TSMCはスマートフォンを利用して工場外から設備のパラメーターのモニタリングと調整が可能な遠隔制御システムを1カ月前に開発していたため、生産への影響はないとみられる。
また、TSMCは4月29日に米カリフォルニア州サンタクララで予定していた技術フォーラムを8月24日に、その他の国・地域で予定していた技術フォーラムを9月以降に延期することを決定した。
この他、TSMC傘下の世界先進積体電路(VIS)も台湾工場の一部の部門とシンガポール工場で分散勤務を開始した。
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