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台塑石化が9月に年次保守、Q3売上高微減か


ニュース 石油・化学 作成日:2008年7月17日_記事番号:T00008893

台塑石化が9月に年次保守、Q3売上高微減か

 
 台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は9月1日より、重油水素化脱硫装置の年次保守を38日間かけて行う。これにより1日当たりの石油精製量は現在の51万バレルから45万バレルに減少し、同部門の9月売上高は1割減少する見通しだ。このため第3四半期全体の売上高も、前期比で小幅なマイナスになることが予想される。17日付蘋果日報が報じた。

 一方、ボイラーの漏えい事故で7月1日から9日まで稼働を止めていた重油流動接触分解装置は、再稼働3日目に部品の故障が発見され、14日から再び点検・修理作業に入った。現段階では、修理にどのくらいの時間を要するのか分かっていない。

 同社によると、7月は在庫で対応するため問題ないが8月は製品出荷量に影響する見通しだ。ガソリンがディーゼル油よりも減少幅が大きくなるとみられるが、業績への影響はそれほど大きくはならない見込みだという。