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《新型肺炎》MRT台北101駅、1~2月の乗降客27%減【表】


ニュース 運輸 作成日:2020年3月19日_記事番号:T00088930

《新型肺炎》MRT台北101駅、1~2月の乗降客27%減【表】

 台北都市交通システム(MRT)の運営会社、台北大衆捷運(TRTC)によると、超高層ビル「台北101」や台北世界貿易センター(TWTC)そばの台北101/世貿駅(台北市信義区)の1~2月の1日当たり延べ乗降客数は平均5万5,000人と、前年同期比27.4%減少した。新型コロナウイルス感染拡大による観光客や公共交通機関を利用する市民の減少を反映した。駅周辺の商圏の売り上げにも悪影響があったとみられる。19日付工商時報が報じた。

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 観光地へのアクセス駅の▽淡水駅(新北市淡水区)、6万3,200人(前年同期比21.3%減)▽動物園駅(台北市文山区)、1万4,000人(20.9%減)▽剣潭駅(台北市士林区)、5万4,100人(19.4%減)──などの減少が目立った。1月に開業した環状線を除く全108駅のうち、35駅で前年同期比10%以上減少した。

 一方、増加したのは▽小碧潭駅(新北市新店区)▽頭前庄駅(新北市新荘区)▽頂埔駅(新北市土城区)▽三重駅(新北市三重区)──のわずか4駅だった。伸びが最も大きかったのは小碧潭駅の36%で、昨年5月に家具量販店のイケアが開店したことが乗降客数の増加につながった。