ニュース その他分野 作成日:2020年3月19日_記事番号:T00088932
行政院主計総処の朱沢民主計長は18日、新型コロナウイルス感染拡大の影響が当初予測の3カ月から6カ月に延びれば、2020年通年の域内総生産(GDP)成長率は0.6~0.9ポイント押し下げられるが、防疫特別予算など計1,000億台湾元(約3,590億円)の対策費投入が見込めることを考慮すると、成長率は最低でも2.2%を確保できるとの見通しを示した。19日付経済日報が報じた。
朱主計長は新型コロナウイルスの影響が今年7月まで続いたとしても、先ごろ可決された防疫特別予算600億元に加え、投入可能な400億元の対策費を考慮すれば、(昨年11月時点の成長率予測2.72%からの)下方修正幅が0.5ポイントを上回ることはないとの認識を示した。
主計総処は2月12日、20年通年のGDP成長率予測を2.37%と、昨年11月時点より0.35ポイント引き下げた。中央銀行(中銀)の楊金龍総裁や外資系銀行などから2%台は確保できないとの見方が出ていた。
市場調査会社のIHSマークイットは17日、20年のGDP成長率予測を1%に下方修正している。
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