ニュース 電子 作成日:2020年3月19日_記事番号:T00088944
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は18日、消費者向け電子製品大手の宏達国際電子(HTC)が設計した、対話アプリLINE(ライン)用チャットボットを、14日間の外出制限「居家検疫」対象者の健康状況報告に採用すると発表した。新型コロナウイルスの世界的感染拡大を受け、19日から「居家検疫」の対象が全ての入境者に広がっており、スマートフォンの位置情報測定機能を利用して行動を追跡する「電子フェンス」システムと合わせ、関連人員の負担軽減を図る。19日付工商時報などが報じた。
簡組長(左)。入境時から健康調査、位置追跡までハイテク技術で防疫を支える(衛生福利部疾病管制署=CDCユーチューブより)
同センター資訊組の簡宏偉組長は、具体的な稼働時期など詳細は検討中と説明した。
「電子フェンス」システムでは、QRコードスキャンによる記入を実施している入境時の「健康声明書」の情報と旅客情報を基に、対象者が自宅など指定場所を離れた場合、ショートメッセージサービス(SMS)で本人に警告するとともに、衛生当局や警察などの関係機関に通告する。
同センターは、2月上旬よりスマホの位置情報測定機能を「居家検疫」対象者の行動把握に活用している。
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