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作成日:2008年7月17日_記事番号:T00008896
音楽ダウンロードサイト幹部、二審で減刑
音楽ダウンロードサイト「飛行網Kuro」の幹部が著作権法違反で起訴された裁判で、台湾高裁は16日、一審の有罪判決を支持した上で、被告らが原告と和解を図り、著作権保護に努力しているとして、量刑を大幅に減刑する判決を下した。17日付経済日報が伝えた。
このうち、陳寿騰董事長は禁固2年の一審判決が同1年、執行猶予4年に、息子の陳国華執行長、陳国雄総経理は同3年の一審判決が同1年6月にそれぞれ減刑された。また、一審で同6月の判決を受けた同サイト会員も同3月、執行猶予3年に減刑された。このほか、企業としての飛行網に対する罰金も300万台湾元から150万元(約518万円)に減額された。
飛行網はいわゆる「P2P」方式でファイル共有を行うもので、会員はサイトのサーバーを介して音楽のMP3ファイルなどをダウンロードしていた。音楽ソフト会社はMP3ファイルの違法な複製で損害を受けたとして飛行網を告訴し、台北地検が著作権法違反で被告らを起訴していた。一審の台北地裁は2005年に有罪判決を下していた。
一方、飛行網は同年9月に国際レコード産業連盟(IFPI)に3億8,000万元の和解金を支払うことで民事上の和解が成立している。同サイトはまた、音楽ダウンロードの合法化にも取り組んでいた。