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経済部の投資支援プラン、4社153億元を承認【表】


ニュース その他分野 作成日:2020年3月20日_記事番号:T00088962

経済部の投資支援プラン、4社153億元を承認【表】

 経済部主導の投資台湾事務所(インベスト台湾)は19日、台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資を促進する「歓迎台商回台投資行動方案」と台湾残留投資支援プラン「根留台湾企業加速投資行動方案」で新たに4社の投資申請、合計153億台湾元(約550億円)以上を承認した。20日付工商時報が報じた。

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 Uターン投資促進プランが承認されたのは、亜鉛ダイカスト蛇口部品の世界最大手の橋椿金属(サンスプリング・メタル)と、ゴルフクラブヘッド受託生産世界最大手の復盛応用科技。サンスプリングは、中部科学園区(中科)工場拡張とスマート組み立てライン19本の新設に約30億元を投資する。海外の主要工場2カ所がいずれも中国広東省にあり、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて生産能力が大きく低下しているためだ。

 台湾残留投資支援プランが承認されたのは、新竹科学園区(竹科)のウエハーコーティング大手と、木材家具・フローリング材の科定企業。ウエハーコーティング大手は生産環境のスマート化に約113億元投資する。

 中小企業に対する投資支援プラン「中小企業加速投資行動方案」を合わせた三大投資支援プラン承認は、累計399社、9,187億元となった。残り74社が審査待ちだ。