ニュース その他分野 作成日:2020年3月20日_記事番号:T00088966
中央銀行(中銀)が19日発表した2020年の域内総生産(GDP)成長率の予測値は1.92%で、昨年12月時点の予測から0.65ポイント下方修正した。2%台の維持は難しく、新型コロナウイルス感染症の流行状況により再度の引き下げもあり得るとしている。20日付工商時報が報じた。
楊総裁は、個人が消費に慎重になる他、企業投資も減速すると述べた(19日=中央社)
中銀は、新型コロナウイルスの影響を受ける上半期のGDP成長率予測値を1.07%と予測。下半期に世界のサプライチェーンでの生産が回復に向かえば、台湾の輸出も増えると予測した。
楊金龍総裁は、20年GDP成長率予測値が、行政院主計総処が2月に発表した2.37%を下回ったことについて、主計総処は新型コロナウイルス感染症流行の収束時期を3月に、中銀は6月に設定したと指摘。また、特別予算による景気対策は執行後に効果が表れるまで時間がかかり、来年にようやく表れる可能性もあるため、今回の予測には含まれていないと説明した。
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