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作成日:2008年7月17日_記事番号:T00008897
鴻海董事長が聯発科傘下企業に出資、LG携帯の受注狙う
17日付電子時報によると、鴻海精密工業の郭台銘董事長が、聯発科技(メディアテック)の出資する携帯電話設計、景発科技に5%の出資を行ったもようだ。鴻海はこれを機に、聯発科と連携してLG電子の携帯電話受注を目指す考えとみられる。
携帯電話業界の関係者によると、達智科技(ダーツ・テクノロジー)に出自を持つ景発の研究開発(R&D)チームは、聯発科プラットフォームのカスタマイズや応用に豊富な経験を持っているという。鴻海グループはこれを利用し、同様に聯発科プラットフォームを採用してLG最大の受託パートナーとなっている華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)に挑戦したい考えだ。
当初鴻海は景発の全株式取得を目指したが、景発のR&Dの経験を生かしてスマートフォン市場での展開を進めたい聯発科と合意に達することができず、結局郭董事長個人による出資となった。
現在、華冠はLGから9~10タイプの新機種を受注しており、年内に相次いで出荷を迎える。また華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)もLGの折りたたみ携帯1タイプを受注している。しかし電子時報は、鴻海が聯発科傘下の景発と提携するとなれば、華冠と華宝にとって脅威となると指摘している。